北海道の魅力について
私は大学時代を北海道で過ごした。そもそも出身は九州であるので、ずいぶんと遠くはなれたところで一人暮らしを始めた。実際住んでいたときは、そこまで北海道の魅力というものがわからなかった。観光に来る人は、おいしい食べ物、広大な自然などといったワクワクするような出来事を満喫して、また来たい、とリピーターになるのであろう。実際、生活をしてみると、確かに食べ物はおいしい、自然もすばらしい、遊ぶところはたくさんあるといったいい面は多いのだけれど、、、しかしそれを上回るデメリットが非常にでかい。それは雪!とてつもない寒さ。これは半端なく厳しい。朝起きると雪が1m積もっている、とか吹雪いて前が見えないけど進むしかない、とか今日の最高気温は0℃なんてあったかいなー、とかいう毎日で、かつその期間は年の半分以上を占める。極限の寒さでこんなにも厳しい環境で、早くここから出て行きたいと毎日ずっと6年間思い続けてきた。そして卒業し、北の大地を離れる日がやってきたとき、ほっとするよりも、なんだか妙にさびしかった。就職して九州に戻ったときに、なんて空が狭いんだろう、ビルばっかりじゃないか、こんな狭いところで生活していくのかと思い、とても北海道に帰りたくなった。離れて初めてあの広大な大地、空のすばらしさがよくわかった。やはり、人をひきつける力が、あそこには強くある。
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メールニュース: 第59号(2008年8月)